ゴルゴ13 作者さいとう・たかを氏死去 :2021年9月30日<読み道>
更新履歴
2021年 9月30日 更新
2021年 5月24日 はじまり
●主にマンガ話
●作者の訃報が本当に多い
ご冥福をお祈りします
ゴルゴ13 作者さいとう・たかを氏死去(2021年9月24日) 202巻発売後まもなくの訃報
「ゴルゴ13」の連載は継続予定という
制作過程を分業制・組織化されているとは聞いていたので続行は可能だろう、作者がなくなることで何が変わるか気になるところだが
最終回は永遠に封印だろうか
これまでの作品を見てきて、東郷の最期ははっきりわからないように終わる気がする
ある日すべての痕跡を消し去ってゴルゴ13は歴史上から消える・・
アガサクリスティーのエルキュールポアロみたいに生死は不明
作者の死後も作品が続くのはドラえもんやサザエさんと同じか
実際、東郷もサザエさん一家のようだと評されたこともある
ただサザエさんなどと違うところは本人は年とらずまわりは年をとり死んでいくところ。
ゴルゴ13の作品で記憶に残るものはいくつかあるが、最近特に記憶に残っているのは197巻の”寡黙なパートナー”という作品
被弾した相棒、
「俺たちに余生はない」と医者に語る東郷
そして相棒の生を自らの手で閉じた東郷の心情
それはいつか来る自分の死にも通じるものがあるのだろう
(2021年9月30日)
無能なナナ(現在8巻):原作るーすぼーい氏 作画古屋庵氏
閉鎖した環境での能力者と無能力者との頭脳戦
何度も窮地に陥るもなんとか脱するナナ
大切な友人の死、洗脳された過去と犯した罪にもがき苦しむもさらにワナを仕掛けられ窮地に追い詰められる
厳しい現実を突きつけられナナがどう立ち向かうのか
ナナに仲間と呼べる存在はいるのか
今後の展開が気になる
(2021年9月23日)
10DANCE (現在6巻):作者井上佐藤氏
ラテンの鈴木とスタンダードの杉木、かれらは互いの専門分野を教え合い、10種のダンスで競う「10DANCE」に挑戦することに
ダンスものと思い読み始めたが作者いわくボーイズラブとか
6巻では互いを意識するも距離をおくことに
杉木は鈴木の最大の支援者として鈴木を押し上げていこうとする
気になる杉木の体の異変、心の変化、
試練の7巻とあるのでまだまだ彼らの葛藤は続くか
実際は異性ダンスだが、かれらが魅せる男同士のダンスは迫力を感じる、女性同士なら花の競演か
同性のダンス競技もぜひ見てみたいと思わせるダンス作品
(2021年9月22日)
燁姫(あきひ):佐伯かよの氏 2021年8月29日逝去
代表作 スマッシュ!メグ、緋の稜線など
特に目に特徴のあるマンガを描くかたなので作品を見ればすぐわかる
燁姫(あきひ)を途中まで読んでいたが完読しておらず
スマッシュ!メグはおそらく読了
機会を得て燁姫(あきひ)やほかの作品も読み返したい
最近は漫画家の訃報に接することが本当に増えた
(2021年9月21日)
シャンペン・シャワー:作者かわみなみ氏 (思い出編)
学生時代に同級生(T氏)が貸してくれたサッカーマンガ
面白くて当時は吹き出すほど、その感動(?)と主人公の名前は憶えていないがジョゼという濃いキャラは忘れられずにいた
文庫本を発見しいざその感動と再会
内容は変わらず面白いが、吹き出すほどではない
ジョゼのキャラは相変わらず濃かった
吹き出すくらい面白かったのは若さゆえか
(2021年9月20日)
祝・ゴルゴ13 200巻:作者さいとう・たかを氏
怒涛のごとく150巻近くまでを一気読みした時期が懐かしい
(それまでは単発で読んでいた)
一気読みで内容の多くはうろ覚えだが
1巻のときには人間的甘さがあったゴルゴ13が巻を追うごとにどころか数巻で超人化してしまった感がある
時折見せる人間味、自分すら冷徹に客観的に見ようとするゴルゴ13の太さや生きる執念、本能がすごい
どうでもいいが気になることが2点ある
彼は体中に傷があるが顔に傷がない
やはり顔の傷は目立つから傷が残った場合は皮膚移植とかしてるだろうか?
髪型が常に決まってる、寝起きでも・・ふだん自分で手入れしているのかそれとも各国にごひいきな散髪屋があるのか
(2021年5月24日)
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿:作者(マンガ)船津紳平氏
編集部都合(?)かネタ枯渇(たぶんこちら)により10巻で終了
これは”金田一少年の事件簿”を犯人側から描いたマンガ
あらかじめ犯人がわかっていて金田一少年がそれを追い込んでいく
犯人の心理や(犯罪の)舞台裏の苦労話(?)とかがとてもゆるい感じで描かれている
犯人の多くは報復による犯罪実行。
過去に起きた凄惨な事故を背景にしたものもある
(2021年5月24日)
モブ子の恋:作者田村茜氏
脇役の恋物語
主人公女性の恋心もかわいいが 相手の男性の思いもまっすぐ
いまどき珍しい純真な恋愛マンガに思う
大きな障害もなく順調に物語は進行中
(2021年5月24日)
花の慶次 -雲のかなたに-:作者原哲夫氏
前田利家の甥(実際は諸説あり)の天下御免の傾奇者、前田慶次
この作品の名言は数あれど
中でも気に入っているのは
“友とはかくありたいものだな
運が昇れば人は友達面して寄ってくるものよ
されど本当の友とは日頃疎遠でも難儀の時にこそひょっこり現れ救いの手を差しのべるものよ”
という徳川家康のセリフだ
奥村助右衛門が前田慶次の危機を救い助太刀をした場面でのもの
前田慶次は現在もシリーズ作品で活躍中
(2021年5月24日)